いじめ いちずって、甘ずっぱい。

不信地獄の「いじめ社会」を打ち破るために 山脇由貴子 ポプラ社フルエル ガッコウ ヤマワキ,ユキコ 発行年月：2012年09月 予約締切日：2012年09月03日 ページ数：126p サイズ：単行本 ISBN：9784591130896 山脇由貴子（ヤマワキユキコ） 1969年東京生まれ。

横浜市立大学心理学専攻卒。

現在、東京都児童相談所・児童心理司。

年間200家族以上の相談や治療を受け持つ。

ストリートチルドレンの急増するベトナム政府から依頼を受け、児童相談所のスタッフの育成のための講演を行うなど、国内外を問わず幅広く活躍。

2006年、現代のいじめ問題の核心をついた『教室の悪魔』（ポプラ社）が話題となり、教師・保護者・教育委員会などから相談、講演依頼が後を絶たない（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　子どもと大人の「いじめ」の連鎖（教師も巻き込まれるいじめの罠ー一日百件の誹謗メール、「死ね」「レイプしてやる」／アンケートで「いじめナシ」の保身ー学校のHPで情報を求め、子どもに試された教師たち／「暴力教師」「わいせつ教師」を断罪？ー相談室でわかった、教師誹謗の意外な「メリット」　ほか）／第2部　子ども社会で何が起きているか？（Aちゃんはなぜ「加害者」になったか？／「いじめ社会」の不信と権力の構造）／第3部　「信頼される学校」のためのルール／あとがきにかえてー子どもたちの「愛情の器」を満たすために ブラックボックス化した学校で、いったい何が起きているのか？いじめ被害者からの相談に「何もできない」とうなだれる学校、一日百通以上の誹謗メールを受ける教師の恐怖、他校から評判のよい学校が、アンケートでは「いじめ二桁」の謎…。

子ども・教師・保護者の不信の連鎖が生み出す「いじめ社会」の本質を鋭く指摘し、相互不信の罠から抜け出すための実践法を示す。

本 人文・思想・社会 教育・福祉 教育心理